ファイヤーピット(ファイアピット)をご存知ですか?Fire Pitといって、焚き火やバーベキューを楽しむもので、欧米では人気のあるものの一つです。剪定した庭の木の小枝を燃やして処分したり、焚き火をしながらの家族団欒や、夏場は友人たちとバーベキューも楽しめる、この便利なファイヤーピット。今回は、野外で使うファイヤーピットの種類をご紹介します。
野外でも半室内でも使用可能なファイヤーピットをお探しで、尚且つデザイン好きの人におススメは、このモダンなエタノール暖炉はいかがでしょうか。薪で燃やす暖炉とは異なり、エタノール暖炉は煙突やその他設備工事を必要としないので、マンションやバルコニーでも気軽に使用できます。また白く滑らかなカーブを描くモダンなデザインのファイヤーピットを選べば、バルコニーの優雅な雰囲気を壊すことなく炎の雰囲気を楽しめます。
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こちらは、ドイツのデザイナーHÖFATSが手がけるSPHERE。移動させやすい車輪付きでコンパクトなボディ―が魅了の持ち運び便利なファイアピットです。コンパクトで可動性あるタイプは、お庭でのホームパーティーやバーベキューを容易にします。さらに用途に合わせてサイドテーブルを設置することもでき、コンパクトながら機能性たっぷりの優れものです。
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クラシカルやモダンなバーベキュー用のタイプではなく、少し特別なデザインを求めている人には、このようなデザインはどうでしょうか?金属で作られた球体には、野性的な動物や森の姿が描かれており、球体の中央で燃える炎がより一層ロマンチックで幻想的なイメージをもたらします。
こちらは、お庭のウッドデッキの中心を彩るファイアピット。中央の炎を囲むように網や鉄板、いくつかの木材テーブルが設置されています。サイドテーブルには、完成済みのお料理の入ったお鍋を置いたり、野菜を切ったりできます。また中央に位置する大きい炎を利用して、いくつかのお料理を同時に料理することもできます。ウッドデッキでくつろぎながら、みんなでお料理を楽しみたい人におススメです。
こちらはアメリカのPATH ARCHITECTUREが手がけるファイアピットを室内空間の様に使用する一例です。お庭にダイニングテーブルを並べ、炎を囲んで団欒を楽しんでみましょう。比較的狭い日本のお庭事情でも参考にできる例です。
クラシカルなファイアピットの多くは、炎が水平位置にあり、グリルしやすいようになっています。でも、このタイプは、金属半球部分が45度回転しており、炎を囲んで見ながら楽しめるタイプの現代的なデザインです。非常にシンプルなアイデアながら、これまであまりなかった暖炉の様に炎を眺められるデザイン。優雅さな時間を楽しみたい方におススメです。
ファイアピットを使った廊下や玄関の演出はいかがでしょうか?炎の用途はバーベキューだけではありません。照明や蝋燭の代わりに、素敵な外壁演出も可能です。このようにエタノール暖炉の小さいタイプを並べれば、家の玄関をロマンチックに演出できます。またバイオエタノールを燃焼したときに発生するのは、二酸化炭素と水分だけです。一酸化炭素や有害物質を排出する事がないので環境に優しく、また原料となる植物資源は光合成によって生成される為、地球上の二酸化炭素量を増やしません。安全でエコな点も考慮したいですね。
DIYの初心者におススメは、コンクリートレンガを利用したファイアピット作り。コンクリートレンガの形を利用したグリルの方法や、またコンクリートレンガを重ねて作る方法もおススメです。比較的手に入り易く、また扱いやすいコンクリートレンガはファイアピットDIY初心者にはおススメの素材です。
こちらはグレイッシュなトーンがモダンでナチュラルな雰囲気をつくる住まい。外壁カラーに合わせた円形のファイアピットは中央の炎の周りを囲むように座れるデザインです。家や別荘の外壁に合わせて造作するトータルコーディネートはワンランク上の品格を演出します。
ファイヤーピットのデザインに合わせて配置する屋外家具のデザインを選びましょう。大勢が集まるバーベキューには、ダイニングテーブルを出しても良いですし、気軽に座れる簡易椅子の他に屋外用のソファがあるとリッラクスした空間が演出できます。パラソルやハンモックなどのアイテムも一緒に飾っても素敵ですね。
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