ブルックリンインテリアでトレンドを取り入れよう

古い倉庫などを改造して利用することがブルックリンインテリアではよくあるため、無造作に塗った壁や露出したダクトなどは、味としてうまくインテリアに取り入れられています。こちらのダイニングは、ガレージに隣接する形で配置されていて、壁やむき出しの配管、そしてダイニングの椅子のデザインを統一していないため、とてもブルックリンらしい味が再現されています。ラフさと機能的なデザインとがうまくマッチした空間になっていますね。

ブルックリンインテリアといえば、ヴィンテージの革のソファー、と言われるほど、よく用いられるインテリアアイテム。こちらのお宅でも、ブルックリンインテリアでは外せないアイテム・レンガの壁と古いソファーを組み合わせることによって、落ち着いた大人の空間を作り出しています。アンティークのテーブル、ソファーとはデザインの異なる一人掛けの椅子などもブルックリンらしい取り入れ方。一見ちぐはぐに見えてまとまりを感じるのは、古びた雰囲気の空間のせいかもしれません。

古い工場や倉庫の雰囲気とモダンなアイテムを組み合わせるのも、ブルックリンインテリアでよく見かけるコンビネーション。こちらのバスルームも、古びたレンガ造りの壁に倉庫などでよく見かける天井の格子状の構造、そしてシンプルでシックなフォルムの水廻りインテリアが不思議に調和しています。凝り固まった形のものではなく、敢えてシンプルな形、モノトーンの色合いにまとめていることもスタイリッシュにまとめるためのポイントです。

キッチンの壁をレンガにするアイデアは、なかなか斬新！レンガという素材は衝撃には強いとは言いづらいのですが、割とラフな扱いにも耐えうるため、インテリアにマッチするならば、取り入れるのも素敵。特にブルックリン風のインテリアのお宅であれば、上手に馴染みそうですね。こちらのキッチンは、とてもシンプルなデザインですが、よく使うキッチン用具が壁にいろいろと掛けられており、機能的な収納がブルックリンインテリアにぴったりです。

元々ブルックリンには学生やアーティストが、倉庫や古い家を改造して住み始めたため、ブルックリンインテリアにはアーティスティックでDIYテイストの濃いものもよく見られます。こちらのお宅のリビングは、打ちっぱなしのコンクリートの天井に配管が設置されており、コーヒーテーブルにはパレットをDIYしたものが。壁の絵もアーティスティックなブルックリンテイストを思わせる素敵エレメントになっていて、オリジナルテイストあふれるリビングになっていますね。

DIY、といってもプロとの違いが見えないほどの出来のものもありますが、ブルックリンインテリアでは、もっと無造作で不器用な雰囲気のDIYが味となってくれます。こちらの棚は、ブルックリンの建築家による正真正銘のブルックリンインテリア。壁のレンガについている色は敢えてそのままにして、古い木の板を壁に取り付けたものですが、なんだか板はちょっと曲がっていて、棚自体も水平でないようにも見えます。棚に置かれた物たちもとても無造作で、そのラフさが、簡単には真似できない侘びたインテリアに。