一般的に、テラスは住宅の一階部分にある、地面より一段高い庭に突き出たスペース、バルコニーは住宅の二階以上にある屋根のない室外スペースとされています。気軽にアウトドアライフを楽しめるテラスとバルコニー。これらのスペースを有効活用すれば、おうち時間がもっと楽しく、豊かになります。今回ご紹介するテラスとバルコニーから、我が家に合う室外スペースづくりのヒントを探してみませんか。
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隣地との間にルーバー状の界壁があると、風通しを確保しつつ、外の目を気にせずに外気浴を楽しむことができます。テラスの素材には、お手入れしやすいタイル、木のぬくもりが嬉しいウッドデッキ、加工しやすい人工木材などがあります。
居室とテラスの床に段差がなく、内と外が一体化した、開放感のあるテラスになります。窓ガラスも天井まで届くようなサッシにすれば、より一体感が出ます。内と外がフラットになった床はテラスへの行き来がしやすく、テラスに出る機会が自然と多くなりそうです。
濡れ縁は日本家屋のテラスのようなもの。濡れ縁に立つと、お庭に出る前に裸足のまま外の様子をうかがうことができます。濡れ縁は細長いお庭にもマッチし、内と外をゆるやかにつなげます。
広々としたルーフバルコニーにガーデンファニチャーを置くと、素敵なアウトドアリビングが出来上がります。夏の日差し対策にタープやオーニングを設置すると、さらに使い勝手がよくなります。
バルコニーに明るいペイントを施した、そこにいるだけで元気が出そうなバルコニーも素敵です。ストライプのオーニングシェードやラタンの家具が、南欧テイストをさらに盛り上げます。