寝室の壁紙は、ベッドルームの印象を大きく左右するポイントです。ウォールや天井、床の色コーディネートはベースカラーと呼ばれ、インテリアの印象を変えることができます。今回は、好みに合わせて寝室の壁紙を変えるカラーポイントをご紹介していきます。
寝室の壁紙は、体感温度に影響します。寒色系は涼し気でクールな印象に。暖色系は、暖かみのあるインテリアに仕上がります。こちらは、淡い無地のスモーキーブルーの壁紙を配置した例。優しい色合いのスモ―キーカラーは、ニュートラルな印象でリラックス効果を与え、心身の疲れを癒してくれます。寝具にダーク系を合わせるとシックな印象に、一方、こちらのように明度のある色をあわせると明るい印象が生まれます。
こちらでは「寝室の壁紙はどんな色が良い?」を紹介しています。
寝室壁紙に淡いピンク色を合わせたこちらは、どことなく優しく思いやりのある気持ちにしてくれるインテリアです。このようにベッドルームの壁紙のカラーは気持ちにも左右します。就寝前の時間をどう過ごしたいかによってカラーを選ぶのも良いでしょう。こちらのようなビビットすぎない淡い色合いは、木目調の家具との相性も抜群で、落ち着いた印象の寝室に仕上げてくれます。
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※ 寝室の写真ページ
こちらは、ネイビーブルーの壁紙がつくるクールな印象のベッドルーム。壁のマットな質感と加えた幾何学模様がより個性的でおしゃれな空間をつくります。ブルーカラーは副交感神経に働きかけ脳をリラックスさせ落ち着かせる効果があると言われていますが、一方で冷たい印象に仕上がりがち。模様等の入ったウォールパターンで遊び心を加えると良いでしょう。
インパクトのあるフォトウォールは、おしゃれインテリア上級者におススメです。例えば、ベット側の一面だけフォトウォールに変えると、大きなアイキャッチ効果が生まれ、空間の印象がガラリと変わります。また、こちらのような壁面いっぱいに写真を張ったようなフォトウォールは部屋を広く見せてくれる錯覚効果もあるので面白い効果が生まれます。
日本住宅に多く使用される白い壁紙は、光を反射する膨張色なので明るい印象にベッドルームを仕上げてくれます。寝起きが悪い人や出来るだけ陽当りを活かしたい人におススメのカラーです。部屋がパッと明るくなり広く見えます。一般的な白いウォールが退屈な場合は、素材感を取り入れて質感を変えるとさりげなくおしゃれ感がアップします。