防犯対策を日ごろからきちんと行っておくことで、家族と住まいの安全を守ることができます。警備システム、補助鍵など、ホームセキュリティを高めておくことが暮らしの安全に繋がります。今回は、見直しておきたい防犯対策ポイントをご紹介していきます。
防犯に有利と言われるコートハウスを見てみましょう。周りをぐるりと建物に囲まれプライバシーを確保したデザインは窓や庭からの侵入リスクを防ぎホームセキュリティが高いと言われています。こちらは、窪江建築設計事務所が手がける住まい。右側が住宅、左側がガレージ、そして中央は中庭となっているこの住まいは、外からは中の様子が把握しずらく庭などからの空き巣侵入リスクを抑えます。一方で、外部に対して閉じているため外部からの目が届きにくいので、一度は要られてしまうと外から把握できない状態になるので、鍵の閉め忘れや玄関の施錠対策をしっかりと行うことを心がけましょう。
防犯対策は、特にお風呂やトイレ、キッチンの窓など裏手の窓対策が重要です。ホームセキュリティは窓から始まると考えましょう。一戸建住宅では、窓からガラスを破って侵入する手口の割合が特に多く発生しています。例えば、裏手の面格子を設置していない窓が狙われやすくなるので、二重窓、補助錠や防犯フィルムでしっかりと対策を取ることが必要です。
こちらでは「防犯と家の安全を考える」を紹介しています。
庭や駐車場にセンサーライトを設置していますか?暗く人目につかない場所から侵入されるのを防ぐためにライトは、ホームセキュリティとして非常に効果的です。侵入者は姿を見られる事を嫌うので、 照明や 防犯ライトを設置すると安全度が高まります。センサーライトには、侵入者の存在を回りや家庭に気づかせる効果と共に、侵入者に心理面で犯行を断念させるという二つの効果があります。補助錠と一緒に設置するとより効果が高まります。
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ホームセキュリティと庭の状態も関係しています。例えば、庭に身を潜められる場所ができてしまっていないか見直しましょう。侵入者は、樹木の陰や、塀の陰に隠れて中の様子を伺い、それから鍵やガラスを破ると言われています。身を潜められる場所があるほど狙われ易くなるので、日ごろから庭の木や草木の手入れは欠かせません。また効果的な対策として、目が届きにくい家の裏手などは歩くと音のでる砂利敷きに変えると効果的です。
都市型住宅のホームセキュリティ対策を見てみましょう、こちらは、夫婦二人のための住まい。黒い外観と格子戸玄関が和モダンで凛とした印象の素敵な住まいです。格子戸は防犯とプライバシーの確保に効果的で、住宅密集地などの都市部に建つ住まいには最適なデザインです。玄関前は砂利敷きにすることで防犯対策も高まります。
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