気持の良い関係を築ける2世帯住宅

Kiohde Hayai Kiohde Hayai
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家を建てる際に、親との同居を考えて2世帯住宅を考える人は少なくないでしょう。一緒に住む場合には、高齢になった親と毎日会うことができます。ただし、たとえ血が繋がっていても、子供たちに新しい家族ができた場合には一緒に住むことは簡単でないかもしれません。そこには実の家族とはいえ、適度な距離感が必要になるのです。そこで今回は心地良い距離感を保てる2世帯住宅を紹介したいと思います。

2世帯が住む住宅

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今回紹介する家を手がけたのは高砂建築事務所。家は住宅地の中に建てられました。敷地にあるのは小高い斜面の中ほど。その一部は傾斜のきつい崖になっています。そんな場所に建てられた家には2世帯が住むことになりました。1つは両親と叔母の親世帯。もう1つは夫婦と子供2人の子世帯です。そして2つの世帯を完全に一緒にするのではなく、独立した形で住めるように考えて、本住宅は建てられました。

独立した形で住める2世帯住宅

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本住宅は2棟の2階建ての家から構成されています。1つは崖に添うような形に建てられた小さな建物。そしてもう1つは、傾斜のある屋根が特徴的な大きな建物。建物の1階には親世帯が、そしてその2階には子世帯が住んでいます。そして各世帯が独立した形で住むことを象徴しているように、大きな建物はツートンカラーになっています。1階はスタッコと呼ばれる素材で作られた壁で明るい色になっています。もう一方の2階は焼杉を使い落ち着いた印象を与えます。こうした壁からも各世帯が独立していることが良く分かるでしょう。

圧倒的な広がりを感じさせる子世帯の住まい

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2棟の建物が敷地に建てられていますが、それは橋によって繋げられています。そんな橋が繋げられているのは2階のテラス空間。それは小さな建物と大きな建物のテラスが繋げられている形になっているため、家に広大なテラスがあるように感じられるでしょう。また家の中には壁を極力作らないようにして1つの繋がった空間があります。そのため、ここではテラスとワンルームの広がりで圧倒的な開放感が感じられるでしょう。

プライバシーを考えて開放感を考えた親世帯の住まい

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一方1階にあるのは親世帯の住まい。こちらは2階に比べると圧倒的な広がりはありませんが、プライバシーを守れるようになっています。2階でテラスになっていた場所は1階では庭になっています。ですが、家と接する側には大きなガラス窓を設けて、庭が家の一部のようになっています。ただし外側に壁を作ることで、それは外から見られることはありません。そのためプライバシーを守りながらも開放的な空間が生まれているのです。

程よい距離感を生み出す2世帯住宅

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このような、各世帯の生活スタイルに合わせた開放感を持たせた家ですが、住まいは建物の上下で完全に分離しているわけではありません。テラス部分には階段が設けられています。また小さな建物も階段で繋げられており、気軽にお互いの住まいを訪問することができます。もちろん程よい距離を保てることは言うまでもありません。こうした家では、それぞれの心地良さを考えた住まいの空間が生み出されてい、家族の繋がりが感じられるように、住まいは繋げられているのです。

【二世帯住宅については、こちらの記事でも紹介しています】

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