シャープでスタイリッシュなファサードbest5 – 未来的なデザインが魅力！

後藤武建築設計事務所の手がけたこちらの家は、二つの道路が交差する角地にあります。細長く段差になっているこの土地は、多方向から目に付くために住宅用地としては考えられていませんでした。しかし住まい手が直感的に選んだこの土地ならではの環境を生かし、大胆なファサードがデザインされています。場所柄によるプライバシーの確保はもちろんのこと、快適性や開放感も欠かせない要素です。方向の異なる道路が接する特性をデザインに取り入れた結果、立体的な多角形のフォルムが生まれました。視覚的にもこの場所のシンボル的な存在としてまるで彫刻のような、アート性を感じるデザインです。本住宅については「交差点」で詳細をご紹介しています。

コンクリートで造形された家本体と、重なり合うように寄り添う素材違いの柄がアート作品のような佇まいの住まいは荒谷省午建築研究所／SHOGO ARATANI ARCHITECT & ASSOCIATESによってデザインされました。道路面の外部からは開口を少なく、プライバシーが確保できながらも適度な抜けや光は取り入れられるようなディテールが魅力です。コンクリートによって全体の雰囲気が統一され、凛とした佇まいは住宅とは思えないモダンさがあります。内部もコンクリート打ちっ放しの雰囲気が行き、外部からは想像以上の大空間によって開放的な暮らしを送ることが可能です。本住宅については「兵庫の住宅」で他の写真をご覧いただくことができます。

BDA.T　/　ボーダレスドローの手がけたこちらの家は、閑静な住宅地にあり、2面が駐車場に接する環境にあります。不特定多数の人々が行き交う環境のため、いかにプライバシーを確保するかがテーマとなりました。そこで生まれたのは、真っ黒なボックスのモダンなデザイン。そこにホワイトのラインがクロスするデザインを取り入れ、シンプルながらも存在感が際立つスタイリッシュさが生まれています。外部には一切開口部を持たない代わりに、内部には広々としたインナーテラスがあることで室内の採光を確保し、のびのびとくつろげる家に仕上がりました。本住宅については「中庭が生み出す心地良い住まい」で詳細をご紹介しています。

荒谷省午建築研究所／SHOGO ARATANI ARCHITECT & ASSOCIATESの手がけたこちらの家は、コンクリートの造形性によって生まれたスタイリッシュな住まいです。外側面はすっきりとしたボックス型、内部には大胆に宙に浮いたようなコンクリートの箱を配置。ガラスや鉄などを組み合わせ、自然光が神秘的に室内に取り込めるようなデザインとなっています。全体的にダークトーンの雰囲気でまとめられながらも、外壁材のラインの切り替えや、高さの違いなどを取り入れた幾何学的なデザインが魅力的な佇まいです。本住宅については「TRAPEZOID」で他の写真をご覧頂けます。

海が近い、遮るものが何もないような平坦に開けた敷地にある住まいです。日による、影を作るものが周囲にないため、一見恵まれているようでも直射日光がずっと当たり続けるのもさまざまな悩みの原因になります。桑原茂建築設計事務所 / SHIGERU KUWAHARA ARCHITECTSはこの土地に、まるでキャンプのタープが作るような自然の日陰と快適なエリアが生み出すことからインスピレーションを得て、家のフォルムのデザインでこうした悩みを快適に転換するようなデザインを提案しました。コンピューターで太陽の軌道を追跡しながら計算されたデザインは、シャープな軒が印象的なスタイリッシュなファサードに。冬はいつも日当たりが良く、夏はいつも日陰を生み出し、アウトドアを楽しむような常時心地よい環境が生きる家に仕上がりました。本住宅については「アウトドアのような開放感！ちょうどいい日差しの家」で詳細をご紹介しています。