毎日使う場所だからこそ心地よい空間に仕上げたいキッチン。けれどこまごまとしたものがあふれがちな場所だけに収納に悩んでしまう人も多いのでは?おしゃれに、けれど簡単に100均アイテムで収納できるアイデアをまとめてみました。
キッチンのレイアウトにはいくつか種類があります。
こちらはシンクと調理スペースと加熱機器が一直線になったI型。リビングダイニングに向いて調理する対面タイプではなく、壁側に向いて調理するレイアウトです。同じレイアウトでもキッチン空間の中でどう配置するかでまた違う雰囲気や使い勝手になります。
シンクと加熱機器が90度になっているL型キッチンは、作業動線がI型よりも短いというメリットがあります。その反面、キッチン本体が占める面積がやや広くなるので、キッチンスペースがゆったりしている間取りでないと設置が難しい場合があります。
シンクと加熱機器がそれぞれ別のラインに配置されるⅡ型は、数人で調理する機会が多いならおすすめのレイアウト。調理スペースがひろくとれるのもいいですね。
最近増えているのはキッチンスペースの中央にオープンな状態で設置するアイランド型です。配膳がしやすく、収納を異なる方向にそれぞれ設置できるので使いやすい反面、もっとも本体スペースが多く必要となるレイアウトです。
収納が美しく使いやすさも抜群のアイデアをひとつご紹介。
こちらは使う食器によって収納方法を変えるというプランです。よく使う食器はオープン部分に、使う頻度が少し低めのものはキャビネット内に収納しています。見せる収納はどうしても雑然としがちですが、こうしたオープン部分を効果的に活用するとすっきりさせやすいですね。
食器と同じく収納に困りやすいのが調味料。料理が趣味の人なら調味料の数もかなり多いのではないでしょうか。
調味料はキッチン本体に収納するというよりもキッチンに近い位置に収納するのがおすすめ。特に年に数回しか使わないといった調味料類は、専用の収納スペースに並べておくといいですね。調味料は小さいサイズが多いので、奥行は浅めにするのが使いやすいコツです。
いわゆる見せる収納はキッチンでの楽しみ方のひとつ。調理器具に凝っているならこちらのアイデアがおすすめです。アイランド型のキッチンの本体側面にバーを設置し、フックで調理器具を下げています。使う時もしまう時も簡単で、しかも邪魔にならないアイデアですよね。
こまごまとしたキッチン用品は100均アイテムを使って収納してみましょう。100均アイテムのよさはなんといってもフレキシブルなこと。アイテムが豊富なので、既存の棚やスペースを使ってボックス類を組み合わせていくとかなりの収納量が確保できますし、見た目もすっきり!
コツはアイテムを購入する前にしっかり寸法を測っておくこと。幅だけでなく奥行や高さもチェックしておくとムダなスペースをつくらないですみます。
キッチン収納は食器や調理器具、調味料などの数によって工夫する必要があります。調理や盛り付け、片づけがしやすい収納アイデア、こちらを参考にいろいろ試してみてくださいね。