庭を囲む家でほっこりする暮らしを!

Michiko JUTO Michiko JUTO
江南の家/庭を囲む家, 加藤淳一級建築士事務所 加藤淳一級建築士事務所 บ้านและที่อยู่อาศัย
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本日紹介するのは夫婦と小さな男の子の3人家族が暮らす住まいです。将来は親世帯も同居できるように設計されたこのおうち、シンプルでフラットな外観からは想像できない遊び心溢れる住空間を内包しています。設計を担当したのは新潟を拠点に活躍する加藤淳一級建築士事務所です。さっそく見てみましょう。

木製ルーバーが印象的な和モダンな外観

北側の道路に面したファサードはほぼ開口のない閉じたデザインですが、白いガルバリウム鋼板葺きの外壁にナチュラルな色合いの木のルーバーや玄関ドアを合わせることで、暖かみのある和モダン雰囲気の佇まいを見せています。大きく張り出した庇に玄関ポーチを取り込み、ゆったりとしたエントランス空間を演出していますね。

土間空間はこんなふうにも使える!

幅広の玄関ドアを開けて中に入るとそこは広々とした土間空間。ご主人の趣味である自転車が置いてあります。こちらのスペースで自転車のメンテナンスもできますね。また雨の日などちょっとした子どもの遊び場にもなり、とっても便利な土間空間、最近人気があるんです。引き戸で土間空間と一体化する和室は将来クライントの親世帯が暮らせるように設えた一室。床の間や地窓も設けた本格的な居室です。あえて見せる天井の梁も和の雰囲気を強調していますね。

家全体が庭に繋がる間取り

和室からは庭にもアクセス可能。眺めも良く、開口部を全開すれば内外部が溶け合う気持ちの良い空間が広がります。庭を囲むようなL字型の間取りによって住空間にプライバシーが生まれ、同時に庭を介して繋がるような空間構成は程よい距離感が保てるので是非参考にしたいプランですね。

コンパクトにまとめたLDKも広々と感じるのは?

こちらはLDK空間です。全体に低めの天井を採用していますが、ダイニングとリビングエリアは片流れの天井なので圧迫感もありません。また視界が常に外空間へと向うようにどの場所も庭に面しているので広がりさえ感じられる居住空間になっています。明るめの木でコーディネートした暖かみのある内装や家具が心地良い暮らしの風景を演出しています。

光の演出効果

セミオープンのキッチンからは子どもの様子も伺え、安心ですね。夕方には西向きの高窓から光が差し込み、空間をドラマチックに引き立ててくれます。傾斜した天井が途中から水平になり軒先と連続し、変化に富んだデザインがアクセントになっていますね。

遊び心のあるほっこりする家

キッチンの上には子ども部屋を配置。なんと小窓を介して1階と2階が繋がるんです。子どもにとっても大変楽しい仕掛けですよね。こういったちょっとしたアイデアで新鮮な家族の対話が生まれ、いつも笑顔が絶えない楽しい暮らしができそうな家です。

風と視線の抜ける空間構成

子ども部屋からのショットです。子どもも1階にいる親たちの気配を感じることができますよね。この小窓によって2階から1階、そして庭を介して街路にまで空気が流れるように視線も抜ける連続するアイデアにも注目!

フルオープンのサッシを是非取り入れよう

フルオープンのサッシによって生まれる内外空間の一体感がとっても気持ち良いですよね。気持ちの良い芝生で覆われた庭でくつろいだり、遊んだり、またはソファに座って眺めたりと家全体がインタラクティブに機能します。ラスティックなルーバーで囲われたこの庭は中庭ではないので近隣との緩衝空間としての役割を果たし、パブリックとプライベートの接点となる場所でもあります。程よい距離感を生む空間構成、とても参考になります。

廊下の使い方

こちらは2階の廊下を利用した物干しコーナーです。南側の窓からは明るい日射しと気持ちの良い風が入り、洗濯物もよく乾きそうですね。シンプルな白木の棚や物干し台、そして自然素材の籠などコーディネートしたインテリア、住まい手の丁寧な暮らしが伝わってきます。右側の小窓のあるスペースはウォークインクロゼット、通風のため開口を設けています。

ルーバーって使えるんです

1階の水廻り空間です。北欧っぽいナチュラルなテイストの造作による収納やカウンターが印象的ですね。ルーバー製の目隠しを設置した縁側スペースも物干しコーナー。限られた面積を最大限に利用し、パッシブな方法で暮らしのクオリティを高めています。

暮らしに対する姿勢が家づくりには大事

最後に寝室を見てみましょう。ちょっとした段差で境界を設けた書斎が奥に配置されています。。目につくのは古いキャビネット。こちらはクライアントの奥様がずいぶん昔に購入したものだそうです。良いものを大事に長く使っていくという住まい手の姿勢が、家づくりにも反映されています。決して華美なものを選択するのではなく、素材そのものに備わる魅力が経年変化で増していくことを前提に、暮らしに関わるモノや空間を決定している、そんなライフスタイルが伺える家ではないでしょうか。

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