ベッドサイドテーブルは、ベッドまわりの整頓を助けてくれます。寝る前に飲み物を飲んだり本を読んだりする習慣のある人、目覚まし時計や照明を枕元に置きたい場合などにもとても便利ですね。ベッドサイドテーブルに求めるサイズは人それぞれだと思いますが、シンプルな寝室を目指す場合、どんなデザインのものを選べばよいのでしょうか。今回はいろいろなデザインのベッドサイドテーブル、ご紹介します。
ベッドサイドテーブルは、基本的に小ぢんまりとしたものですが、シンプルでミニマルなインテリアの寝室では、そのスタイルを損なわないようなデザインのものを選びたいですね。こちらの寝室は、空間全体を白でまとめたすっきりとした空間です。京都の建築家・Kawakatsu designが手がけました。抑えられたカラーコーディネートになっていることもあり、ウッディなテーブルはお部屋にあたたかな印象をもたらしているようです。猫足風に外に向かって反っている脚がおしゃれですね。
Photo: Ippei Shinzawa
インテリアのスタイルによっても、家具の形は変わってくるもの。こちらのお部屋はヨーロピアンスタイル。わざわざ外国からアンティーク部品を取り寄せて、日本の建材と組み合わせて作られたのだとか。愛用のアンティーク家具ともしっくりなじむ空間づくりがなされており、経年変化も楽しめそうですね。こんな洋風の寝室には、アンティークのミニテーブルが似合います。自宅にいながらも、まるで海外旅行に来ているかのような雰囲気が味わえそうですね。
枕元にはそんなに物は置かないけれど、おしゃれな家具ならあってもいいかな?くらいに思われる場合には、こちらのような家具はいかがでしょうか。木製の角ばった多面体の、ボックスのようなオブジェのような不思議な形は、シンプルで個性的。アーティスティックなものが好きな方には喜んでもらえそうですね。上に物が置けるだけでなく、一面が開いているため、中にもランダムに物を収めることができます。さりげなくスタイリッシュにしたい方にはおすすめです。
ワンルームや一人暮らしの小ぢんまりとしたお部屋では、収納場所の確保はいつも頭を悩ませるポイントではないでしょうか。そんな場合には、ベッドサイドテーブルの代わりに小さな引き出し付きの棚を選んでみるのはいかがですか?あまり背の高くないものであれば、棚の天板をベッドサイドボード的に利用し、引き出しにはこまごまとしたものを収納すると、お部屋の中もすっきり片付きそうですよね。
シンプルな寝室で、すっきりとさせたい場合には、家具選びも頭を悩ませるところかもしれません。こちらは、古いマンションをリノベーションしたお宅。茶色と淡い木の色とが優しく調和する寝室に仕上がっています。こちらではヘッドボードに絵本を収納できるデザインになっており、水平に入ったスリットには板を差し込むことでサイドテーブルとしても使えるように作られています。ミニマルだけれど、機能性の高いベッドまわり、真似してみたいですね。
ベッドサイドボードは、あると便利ですが、わざわざ買わなくてもいろんなもので代用できたり、DIYしてみたりするのも一つの手。例えば、こちらのように椅子をサイドテーブルにしてみると、見た目にも意外なおしゃれさが出てきますよね。ベッドやほかの家具との色を揃えたり、逆にアクセントカラーを持ってきて楽しんでみたりと、簡単にアレンジが可能なのも見立て家具の利点です。背もたれの部分に羽織ものをかけたりできて、使い勝手もよさそうです。